【STAR★FLAP 出発進行!】各駅停車「自動パタパタ展示」行き ~終点:展示編~

きっかけはボスの一言だった。
「あのパタパタ、うちも欲しくない?」
彼女の答えは決まっていた。

「欲しい!!!!!」


我らがボスがSTAR★FLAPと出会った運命のインタビューの日…実は、彼女もその場にいました。
初めてのインタビュー、初めての顧客折衝。極度の緊張が彼女の心を支配する。
しかしそこで彼女は運命の出会いを果たしてしまったのです。

彼女は本物のフラップを見たことはありません。なにせギリギリ平成生まれの埼玉育ち。
駅で見かけるものと云えば電光掲示板でしたが、初めて見るはずのミニチュアフラップになぜかノスタルジーを感じ、たちまち虜になってしまったのです。

ですが、今の自分にはなんの力もなく、業務と鉄道には関連もなく、いったいどうしてミニチュアフラップを迎えたいなどと言えるでしょう。
ミニチュアフラップを手にするなど、自分には分不相応というもの。
そう言い聞かせ、しかしその悲しみをおくびにも出さず、彼女はにこやかにインタビューを終えました。

しかしその後も彼女の心の片隅にはいつもあの軽快な音とともにパタパタと回る、ミニチュアフラップが居ました。
いつか…いつかあのパタパタを手にしたい。

そして、彼女のひそかな想いは、突然思いもよらぬ形で叶うことになるのです。

停車駅

ごあいさつ

こんにちは。
「彼女」改め、パタパタの展示担当・PANDAです。
パンダをこよなく愛する、マーケティング部所属・インサイドセールス担当でございます。
いや~ボスが「欲しい」と言い出してくれてよかったですね。おかげで自分も声を大にする大義名分を得ました。

「ディーネット版のパタパタほしいです!!!」

冒頭は、親愛なるAI・Chat GPTさんにおまかせしたところメロドラマ風になってしまいましたが、気を取り直して、終点のご案内です。
ということで、いよいよパタパタ展示編です!

STAR★FLAPとは

終点までお付き合いいただいた皆様には、ご承知のことと思いますが、改めてパタパタことSTAR★FLAPとは何か簡単にご説明しましょう。

STAR★FLAPとは、かつて鉄道駅や空港で活躍した表示版の一種であるパタパタ、正式名称「反転フラップ式案内表示機」のミニチュア版です。
そのパタパタの保守・維持管理を事業の一つとする、株式会社星光様が、本気で作るミニチュアフラップが「STAR★FLAP」なのです。

本投稿ではこれまでの停車駅に倣い、また親愛を込めて「パタパタ」と呼ばせていただきましょう。

いざ展示会へ!

さて、企画・デザイン・組み込み、そしてジオラマを経てついに完成した「STAR★FLAP:ディーネットver.」を、ついにお披露目するときがきました!

その舞台となったのは、大阪は梅田にあるグランフロント大阪にて、6月8日~9日の2日間で開催された「日経クロステックNEXT関西2023」でした。
ディーネットの社屋がある淀屋橋から展示会場の梅田まで、電車に乗ってジオラマごと持ち運ぶのは、
ケースの大きさや、反対に装飾の細かさなどに気配りが必要で、とても緊張しましたが、パタパタ組み込み~ジオラマに携わっているエンジニアのお二人にご同行いただき、大変心強かったです。

【画像】パタパタ展示ブース
そしてこちらが展示当日のディーネット出展ブースの様子です。ロゴカラーである赤を基調とした堂々たるブース設営。
カッコイイですね!!!(こういうのは言ったもの勝ちです)
そしてこの展示ブース左側に鎮座するのがもちろん…

【画像】STAR★FLAP展示風景
そう!我らが「STAR★FLAP・ディーネットver.」です!!!
カ、カッコイイ~!!!
実際に展示ブースに設置し、回る様を見た、我らSTAR★FLAPプロジェクトのメンバーの興奮は想像に難くないでしょう。
かくいう私も小躍りして動画に写真に撮りまくりました。
だってカッコイイですよね?!

気になる来場者の反応は?

さて、STAR★FLAPプロジェクトのメンバーがこの感動に打ち震えるのはもちろんのことですが、パタパタ展示をみた来場者の反応はどうだったのでしょうか?それは…
【画像】パタパタ説明風景
「ほっこりするね」
「遊び心があっていいね」
「AWSと関係ないの?!」

などなど…皆様からご好評の声をいただきました!(写真はパタパタ展示について説明するディーネットのエンジニアです!)
資料のお渡しやサービス説明のみの堅い雰囲気になりやすい展示会で来場者の皆様に笑顔をお届けできたことは、パタパタ展示プロジェクトとしての大成功と言ってよろしいでしょう!

最後に

ディーネットが提供する、AWSサービスがつないだご縁でこのプロジェクトが発足しました。
また、本プロジェクトに参加した社内のメンバーは、ありがたいことに部署の垣根を超えて我こそはと手を挙げてくださり、様々な分野のプロフェッショナルが集まることで、当初ボスを中心にマーケティング部で想定していたよりもずっと立派で完成度の高いものとなりました。

無事に展示会を迎えられたことで、【STAR★FLAP 出発進行!】各駅停車「自動パタパタ展示」行き プロジェクトはひとまずここで終点をむかえます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

しかしせっかくの「STAR★FLAP・ディーネットver.」展示用ジオラマ…このままあとは会社の隅でホコリを被らせる…なんてわけにはまいりません!!!
ジオラマの別デザイン…!自動パタパタ制御のIoT化…!そしてAWSと絡めた発展…!
パタパタ展示プロジェクトメンバーの冒険はまだ始まったばかりなのです。

またどこかで、必ずや更にパワーアップしたパタパタ展示をご覧にいれましょう。
それまではしばしのお別れです。

それでは皆様、またいつか!

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