最新の vSphere 環境を Nested 構成で構築しよう!(第2回)

はじめに

ディーネットのよろず請負の深見です。

前回は、Nested 版 vSpere 7.0 U1 環境の 土台(ベース)の構築および補足事項のご紹介しました。

今回からは、先に構築した物理 ESXi ホスト上に本題の vSphere 7.0 U1 環境を構築していきます。

これから構築する vSphere 環境は、ごく標準的な構成になります。

Nested 版 vSphere 7.0 U1 環境構築 ~ その2

さて、ここからは、本題の vSphere 環境構築のお話をしていきます。

vSphere_7.0u1_Environ-04

仮想 ESXi ホストの構築

(1) 物理 ESXi ホストのWeb コンソールにログイン

  • Web ブラウザでアクセスし、root でログインします。

vSphere_7.0u1_Environ-06

(2) 仮想 ESXi ホストのデプロイ

① [仮想マシンの作成/登録] をクリック

vSphere_7.0u1_Environ-08

② 指示に従って、デプロイする仮想マシンの作成を進めます。

  • [新規仮想マシンの作成] を選択

  • 名前:(任意の名前)

    • 互換性:[ESXi 7.0 U1 仮想マシン]
    • ゲスト OS ファミリ:[その他]
    • ゲスト OS のバージョン:[WMware ESXi 7.0 以降]
      ※「VMware は本番環境でのネストされた ESXi/ESX サーバの実行をサポートしません。~」とありますが、今回は検証用環境としての構築なので気にせずに進めます。
  • ストレージの選択:[標準:<作成したデータストア>]

  • 設定のカスタマイズ は以下の内容で設定(一例です)

    • CPU:[4 vCPU]
    • メモリ:[30GB]
    • ハードディスク 1:[10GB]
    • ハードディスク 2:[100GB]
    • ハードディスク 3:[200GB]
    • ハードディスク 4:[200GB]
    • CD/DVD ドライブ 1:[<vSphere ESXi 7.0 U1 の ISO イメージをフルパス指定>]

    ※補足1:CPUの設定で [ハードウェア仮想化] を有効化(チェック)します
    ※補足2:ESXi の ISO イメージは、事前に物理 ESXi ホストの作成したデータストア上に適当なディレクトリを作成して、そこにコピーしておきます。

    ③ 仮想 ESXi ホストの仮想マシン設定の編集

  • 仮想 ESXi ホストの仮想マシン設定

    • ハードディスク 2 (100GB) のコントローラの場所のSCSI-ID を確認(ここでは、SCSI(0:1))
    • 仮想マシン オプションの詳細を展開
    • [設定の編集] をクリック
    • [パラメータの追加] をクリック
    • キーに "scsi0:1.virtualSSD" を入力、に "1" を入力
      ※次回以降の vCSA 構築およびクラスタ構築に関係してきます。

(3) デプロイした仮想マシンの起動

① 仮想コンソールを起動

  • デプロイした仮想マシンを選択

vSphere_7.0u1_Environ-08

  • [アクション]メニューの [コンソール] の [リモートコンソールを起動] を選択
    ※リモートコンソール(VMRC) が未インストールなら [VMRC のダウンロード]を実行し、インストールします。

  • [パワーオン] をクリック

    ※起動し始めるとしばらくの間は初期化プロセスなどにより待ちの状態になります。

    ② ESXi のインストール作業

  • 物理 ESXi ホストでのインストール作業と同じ手順で進めます。

  • インストール先のディスクは、10GB のストレージを指定します。

    ③ 仮想 ESXi ホストの初期設定

  • リモートコンソールの起動

  • VMware ESXi コンソールへログイン

  • ネットワーク (IP アドレス)の編集

  • ホスト名の変更(任意に設定)

  • ESxi Shell および SSH の設定(必要に応じて任意で設定)

ここまでの作業を 2 セット分 実施します。要は、仮想 ESXi ホストを 3台用意することになります。

前回の補足

前回の物理 ESXi ホストの構築での補足です。

Nested 構成を構築するにあたって、物理 ESXi ホストに必要なおまじない(設定)の紹介です。

サーバの仮想化支援機能が有効になっていますが、この設定によりCPUの仮想化を仮想マシンでも行えるようになります。

物理 ESXi ホストへ SSH 接続を行い、/etc/vmware/config ファイルに以下を追記します。

vhv.enable = "TRUE"

※注意:TeraTerm などでの SSH 接続時はチャレンジレスポンス認証にログインします。

追記後、サーバを再起動します。

おわりに

今回、これで Nested 構成のベースとなる仮想 ESXi ホストの準備ができました。

次回は、いよいよ vCenter Server Applience (vCSA) の導入になります。

こちらもなかなかに時間のかかる作業になるので、インストール作業と、その後の設定作業に分けてのお話になる予定です。

それでは、本日はここまで・・・。

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