AWS

勉強下手な新卒がAWS認定のSAAを取った感想。

ごあいさつ

こんばんは。勉学への意識が低すぎるもに倉です。

今回は、AWSの認定資格である「ソリューションアーキテクト – アソシエイト」(以下SAA)を
入社半年くらいで取得した感想をつらつら書き連ねようと思います。

※あくまで「感想」記事です。
※資格取得のための勉強などの参考にはしないでください。
※人には人の勉強方法!

事のあらまし

事は7月末にさかのぼる――……

メンター様「AWS結構触ってるかんじやね~」
もに倉「そうですね~。詳しくなって周りにマウント取りたいですねw」←精一杯のギャグ
メンター様「SAA資格は今年中に取るのが目標やったっけ?」※5月末くらいに立てた目標
もに倉「そうですね……。12月末くらいにできたらなと」
メンター様「じゃあ10月末目標にしよっか!
もに倉「お、鬼ーーー!!!(10月末ですか? が、頑張ります!)」

※この物語は事実に基づいたフィクションです。

SAA取得までの茨道

そんなやり取りがあり、私もに倉は10月末にSAAを取得するための計画を立て始めたのですが……。

さて、参考までに当時の私のスペックをご確認ください。

名前:もに倉
性別:女
肩書:ぴちぴちの新卒
AWS :入社前までまったく触ったことなし
  :入社してから触ったことのあるサービスは、
  :EC2、RDSとALBとかS3くらい

そう、AWSに関する知識なんてほぼゼロなのです。これではいけないと焦り始めます。

なぜなら↓

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、AWS における、可用性があり、コスト効率が高く、高耐障害性で、スケーラブルな分散システムの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つ方を対象としています。

この試験を受ける前に、以下のことをお勧めします。
・コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、データベースなどの AWS のサービスや、AWS デプロイ、管理サービスの利用を含む、AWS テクノロジーに関する 1 年間の実務経験コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、データベースなどの AWS のサービスや、AWS デプロイ、管理サービスの利用を含む、AWS テクノロジーに関する 1 年間の実務経験

そう、SAAの取得は1 年以上の実務経験がある人が対象なのです。
もに倉はAWS歴半年でそんな試験に立ち向かわなければならなくなったのです。
(もちろん、AWS歴半年どころか三か月とかでSAAを取っている方も
いらっしゃいますが、私には自信がありませんでした)

足りないものは知識と経験

とにかく、今の状態からSAA取得に際し足りないものを補うことが
必要であると思いました。それは、知識と経験です。
逆に言えば、知識と経験さえあれば、推奨される実務経験と
実際の実務経験の溝が埋められると考えたのです。
なら、勉強するしかないじゃない!

……ですが、そこでもまたひとつの壁が。
そもそも、私はこれといった資格を取った経験がなく、
唯一持っている漢検準二級もノー勉でまぐれ取得という惨状。

勉強しよう! と息巻いても、勉強ってどうすればいいんだ……? という、
根本的なところからのスタートでした。

もに倉のお勉強計画

具体的なSAA取得のための勉強計画は以下の通りです。

9月 :SAAの参考書を一通り読む。
   ハンズオンをやってみる。
10月:ひたすら模擬問題を解く。

計画と言っても、これだけです。
勉強初心者の私は、もっと詳細な計画を立てようにも
勝手がつかめなかったので、
自分の負担にならない範囲で物事を決める方式でいきました。
やる気をなくしてしまっては元も子もありませんからね。

お勉強の感想

さて、上記の計画通りにお勉強をした感想ですが、
思っている以上に面白かった! この一言に尽きます。

もともと好奇心は旺盛なほうで、目新しく興味のわいたことには
すぐに飛びつく(だからこそAWSを自ら触り始める)タイプだったのが功を奏しました。

本を読む→わからん→おもろい
ハンズオンをやる→わからん→おもろい
問題を解く→わからん→おもろい

この流れでどうにかなってしまったのです。

参考書の感想

使わせていただいた参考書はこちら↓
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版

参考書はまったく知らないサービスを知るきっかけにはなるのですが、
問題集の解説を読んだほうが端的で、重要な部分を
重要そうに教えてくれるのでよかったです(詳しくは後述します)。

参考書は資格取得後に読んだほうが「ああ、これこれ」というかんじで
読み進めることができて面白かったです。

ハンズオンの感想

使わせていただいたハンズオン講座はこちら↓
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

頻繁にセールをしていることで有名なアレです。
内容としては、丁寧に教えてくださるし、模擬試験もついているので
結構いいかんじだと思います。

後述する問題集の解説も、実際にサービスを
触ったことがあるのとないとでは、断然触ったことがあるもののほうが
頭に入ってきやすいので、ハンズオンは時間があるなら
やって損はないと思います。

ですが、私は動画系教材ととことん相性が悪いようで、
長丁場ということもあり途中からダレてしまいました。
フルボイスのゲームをしていると進みが遅すぎてイライラする
タイプの人にはおすすめできません。

問題集の感想

使わせていただいた問題集はこちら↓
AWS WEB問題集で学習しよう

いわゆるkoiwa clubです。
正直これがかなりよかった!
それどころかもはや、これだけでよかったというレベル!
(koiwa clubの回し者なの?)

圧倒的な問題数が魅力です。
大量の問題を大量に解ける&一問ごとに解説がついているので、
知らないサービスであっても、特徴や長所がわかります。

そこからもっと深く知りたいなら検索をすればよいわけで、
この問題集を足掛かりとして様々なサービスを知り、
解説から用途や強みを理解する。
そのようにして試験対策ができていったように感じます。

koiwa clubの問題集でお勉強するときの注意点

koiwa clubの問題は、本番の問題にかなり似通っています。

私が公式の模擬試験(20問)を受けた際は、そのほとんどに対して
「あ、これkoiwaでやった問題だ!」と思ったほどです。

「じゃあkoiwaの問題丸暗記でよくね?」
そう思われるかもしれませんが、
それだけはやめたほうがいいんじゃないかな!
なぜならば、いざ本番を受けてみたら「koiwaでやった問題だ!」と
なった問題は、体感で5割もなかったからです。

問題集を解くのは、あくまでもサービスの用途や長所、
それから、試験の形式を理解するため。
SAAは、教科で例えるのなら世界史のような暗記ゲーではなく、
数学のように、型(サービスの特徴)を覚えて
それを正しく扱うことが重要になってくるのです。多分!

まとめ

取れたもん勝ちや!

長々書きましたが、大事なことは、
キーワードとイコールで答えを覚える=丸暗記をするのではなく、
「なぜその回答になるのか」という理屈がわかるようにする

ということだと思います。

そうすれば、事前の勉強中には見たことがないような形式の
問題に対しても、臨機応変に対応できるのではないでしょうか!

朗報

私がSAAを受験したときは有料だった公式の模擬試験が無料で受けられるようになったそうです。
しかも、以前は問題の解説がないどころか、どこが正解していて
どこが間違っているのかわからなかったのですが、
今は一問ごとに解説&正解・不正解もわかる神仕様に!

より一層お勉強のしやすい環境が整ったので、ぜひ皆さんもSAAにチャレンジしてみてくださいね!

ちなみに

これは勉強とは一切関係ありませんが、
SAAって試験が終わった瞬間画面に合否が出るんですよ。
「合格」か「不合格」が画面に小さく出ます。

ただ、「合格」と「不合格」って一文字しか違わないんですよ。
結果は1分くらい眺めて脳に焼き付けたほうがいいです。

私は2秒くらい見て「うわ、まじ?」と思ってすぐ画面変えたせいで、
ネットで結果が見られるようになるまでの数時間、ずっと
「『うわ、まじ?』って、合格したことに対してか不合格に対してかわからん感想すぎ」
「『合格』に見えたけれど、『不合格』と見間違えたのかもしれない……」
ともやもやしていました。みなさんはお気を付けを!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA