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クラウドサービスでRed Hat Enterprise Linux 8 を使う時の注意点

皆さんこんにちは。構築担当の川合です。

今回は、先日CentOS8の開発終了がアナウンスされ移行先として真っ先に検討されるであろうRed Hat Enterprise Linux 8 を触っていた時に問題に直面したのでその内容を記事にしたいと思います。

事前準備

記事の題名の通りサーバを用意するのは、各クラウドサービスでRed Hatのライセンスは持ち込まず各クラウドサービスがサーバと一緒に用意しているライセンスを利用します。

オンプレミス等で各サーバ毎にRed Hatのライセンスをサブスクライブしているのではなく
Red Hat Update Infrastructure (RHUI)で配布されるリポジトリが設定されている場合を想定しています。

全てのクラウドサービスで該当する問題ではなく、各クラウドサービスによって内容は異なりますので導入の前に事前に確認いただき、導入する際には注意いただければと思います。

内容

Red Hat のライセンスをサブスクライブした時に追加で利用できる【CodeReady Linux Builder】というリポジトリが提供されていない場合があります。

これは、RHUIで提供されるリポジトリに制限がされている場合に起こります。
その場合は、提供されている以外のリポジトリを追加する事が出来ません。

影響範囲

リポジトリが制限されていて【CodeReady Linux Builder】を追加できない場合は、このリポジトリに含まれるパッケージをインストールする事が出来ません。

以前私の記事でも取り上げましたが例をあげると、【perl-Digest-SHA1】というパッケージはこの問題に該当します。
CentOS8では、このパッケージはPowerToolsというリポジトリに格納されており、Red Hat では上記の【CodeReady Linux Builder】にこのパッケージが格納されています。

この問題に直面したのは、Red Hat 8 にPlesk Obsidian をインストールしようとしてインストールを実行したところエラーで停止し、確認してみると上記のパッケージをインストールすることができず失敗していました。

例にあげたパッケージだけではありませんので、このリポジトリに含まれるパッケージを利用したくても上記のように制限されているとそもそもインストールする事も出来ません。

そのため、Plesk Obsidian のようなパッケージソフト自体そのものが利用出来ない場合で出てきます。

まとめ

RHUIで提供されているリポジトリを変更することはユーザー側では出来ないので、別途自身でライセンスを用意して各クラウドサービスにライセンスを持ち込んで対応するのが一応の解決策になるのかと思います。

ただ、前半でも記載した通り一概に全てのクラウドサービスで利用が制限されている訳では無いようなので利用できるクラウドサービスであれば特に問題なくインストールする事が可能です。

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