みなさんこんにちは。川合です。
今回は、RDSの利用を開始するにあたり入力が必要な項目をまとめていたところ
ストレージの自動スケーリングってどういう動きをするかちゃんと動作をみたことがなかったので
実際に容量を枯渇させて、スケーリングさせてみたお話です。
目次
概要
RDSではデータベースを作成するときに容量を指定します。
20GBから容量を指定することができ、最大サイズは利用するストレージエンジンにより異なります。
今回は、MySQL5.7.22 容量20GBでデータベースを新規で作成して検証してみます。
準備
自動スケーリングの発動条件に達するためには、15GB分のデータを入れる必要があります。
簡単なテーブルを作成して、データを導入。
あとは、そのテーブルを結合していって容量をどんどん増やしていきます。
動作確認
データベースの容量の推移は、以下のグラフの通りです。
容量が枯渇して、自動スケーリングが発動します。
ログには以下の内容が記載されていました。
Applying autoscale initiated modification to allocated storage
Finished applying autoscale initiated modification to allocated storage
RDSのインスタンスのステータスも以下の様に推移しました。
・変更中
・Storage-optimization
・利用可能
利用可能になるまでは、ログ的には10分前後
その後はしばらく、Storage-optimizationの状態のままでした
無事20GBから25GBへ容量が増加しました。
まとめ
容量が拡張されるまでデータベースに対して接続したままにしていましたが
特に接続が切れることなく作業が完了となりました。
予め容量を多めに作成した場合だと、使っていな分も料金を払う必要があります。
ただ、自動スケーリングにしておくと少ない容量でも設定できます。
ただ、容量増加には6時間のクールタイムがあったりと高頻度に容量の追加は出来ないので
容量のサイジングは上手く考えながら設定する必要があるなと感じました。
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