qmailadmin転送設定拡張

どうも、サーバ運用を担当している西浦です。

さて、qmailをMTAと利用しているサーバ環境では、qmail+vpopmailと併せてqmailadminという管理ツールを導入することが多いかと思われますが、このqmailadmin上で行えるメール転送設定の上限がデフォルトで5件となっています。
qmailadmin_tenso.png
転送設定5件上限のため、そのままでは6件目や7件目の登録が行えず、追加後に[ユーザを修正]ボタンを押しても記述が削除されてしまいます。
サーバ上から手動で.qmailファイルを編集すれば6件以上の登録は行えますが、WEB-UIからユーザ情報を編集してしまうと、これも上限に引っ掛かり記述が削除されてしまいます。

WEB-UIから管理できたほうが運用しやすいので、上限拡張について記載します。

qmailadminとは

バーチャルドメインでqmailシステムを管理できるツールで、以下のような操作をWEB-UIやコマンドから操作が行えます。
・メールバーチャルドメイン追加(コマンドのみ)
・メールアカウント発行
・転送設定
・メーリングリスト設定
qmailadmin.png

上限拡張手順

拡張テストを行った環境は
・CentOS6系
・qmailadminを導入した際のソースが残っていること(今回は/usr/local/src/qmailadmin-1.2.9)

設定ファイルバックアップ

# cd /usr/local/src/qmailadmin-1.2.9
# cp -p qmailadmin.h qmailadmin.hdate +_%Y%m%d
# cp user.c user.cdate +_%Y%m%d

設定ファイル変更

# vi qmailadmin.h
================================
#define MAX_FORWARD_PER_USER 5
↓以下の通り変更
#define MAX_FORWARD_PER_USER 200
================================

# vi user.c
================================
static char box[500];
↓以下の通り変更
static char box[4000];
================================

コンパイルを実行

# ./configure --enable-help 
--enable-cgibindir=/var/www/qmailadmin
--enable-imagedir=/var/www/qmailadmin/images
--enable-imageurl=/qmailadmin/images=

導入

# make
# make install-strip

6件以上登録できるか確認

6件目の転送先を追加してユーザを修正ボタンをクリック。qmailadmin_tenso2.png

再度転送先メールアドレスの設定を確認すると6件目が表示されます!

以上、小ネタでした。

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