目次
ご挨拶
お疲れさまです、寺井です。
最近死ぬほど暑いですね😇
本記事は2024/07/06に愛知(豊橋)で開催された「JAWS ミート 2024」の参加レポートとなります。
実は去年も参加させていただいていて、今回で2回目の参加となりました。
「JAWS ミート 2024」について
暑がりには地獄の季節がやってまいりましたが…
夏といえばバーベキュー!
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バーベキューといえば肉!!
↓
肉 = Meat ≒ Meet
『よし、肉食いながら勉強しながら交流しようぜ!!🤤』
といったイベントとなっております。(思いついた人天才か??)
開催場所『BASE CAMP KITI』
今年も同じく、愛知県豊橋市にある『BASE CAMP KITI』というグランピング施設での開催となりました。
大阪からの新幹線だと、名古屋の次にある「豊橋」から、更に一駅先の「二川」という駅にあります。
(駅の寂れ方がエモい。w)
登壇レポート
ここからは本編(?)のLTタイムです!
LT会場は床に座る形式で、合宿みたいな雰囲気があってイイ。
今回は飲みながら勉強できるタイプのやつです、素晴らしいですね。🍻
オープニング JAWS-UG 篠田さん
「初めてあった人とぜひ交流」
これぞMeetって感じがして良いですね~
回を重ねるごとに最適化されていってるなと感じたんですけど、運営の方がちゃんと去年の反省をメモに残してあるという…(スゴイ
そんなホスピタリティのお陰でこれだけ素晴らしいイベントになっているんだな、と感激しました。
本当にありがとうございます!!🙏
Amplify Gen2でLambda構築してみた 三浦さん
少し前にリリースされた『Amplify Gen2』のお話をしていただきました。
使いやすいテンプレートが用意されているが、書き方に独特なクセがあったり、若干の使いづらさはある。
とはいえ裏側はほぼCDKなので、CDKが分かれば書けそう。とのこと
存在は認知しているんですが、まだ触れてないので、早くやらないといけないですね…!!
- Amplify Gen2
- ローカルにサンドボックス環境が構築される
- バックエンドスキーマ TypeScriptで完結してる
- 裏側はCDKベース
- 使いやすいテンプレートが用意されている
- やってみたら実際必要なCDKモジュールが入っていなかったりする
- 書き方にも独特なクセがあり(明示的な宣言など)
- Gen1の使いづらさが解消されたものの、まだ課題は残されている感じ
Building Generative AI Applications by No Code(Low Code) 山下さん
ノーコード/ローコードで、結構色んなことができるようになってきたことから、Bedrockを活用した生成AIアプリケーションとかでよく見るAPIアーキテクチャをノーコードで実装してみたお話でした。
Step Functionsでできることがかなり増えていて、Lambdaが必要だと思っていたケースでも、Step FunctionsのAPIだけで完結できる。
Lambdaから開放されることで、ランタイムの管理とかに悩まされずに済みそうで、めっちゃイイなと思いました。
こういった技術が広まることで、非エンジニア(事業会社・情シス)の方々でも気軽にITを駆使した業務改善を行えるようになる。カモ?
- SQS(デッドレターキュー)
- ステートマシン側のエラーが発生しても、再試行できるように
- StepFunctions
- 昔はステートメント専用コード(Amazon States Language)を書く必要があった
- 今ならGUIで作れる
- Call third-party API →EventBridge - Connectの認証が必須
Rust で Lambda はどれだけ高速化するのか "Rustacean Lambda" 川路さん
登壇資料:Building Generative AI Applications by No Code(Low Code)
資料自体はは先日開催されたAWS Summitで話されたものですが、オフライン向けに更にディープな内容に広げてお話いただきました。
実はAWS Summitで対象の登壇を目の前で聞かせていただいたんですけど、オフラインだからこその盛り上がりと、ここだけのお話的な掘り下げがあってめちゃくちゃ面白かったです。
- Lambda ランタイムのアップデート大変…
- Rust(AL2023)なら →ネイティブコードにコンパイル
- Lambda早くしたい なぜか?
- ユーザ体験を良くしたい
- 料金を安くしたい
- Lambda Extensions
- コード内でログ出力を書かなくても、実行時の標準出力を Logs APIが拾える(サイドカー的なイメージ)
- Rustを使ってる雰囲気を味わえる
- LLRT(Low Latency Runtime)
- Rustで構築された軽量の JavaScript ランタイム
自動車産業向けに公開しているAWSのソリューションを調べてみる 高木さん
引用元:自動車産業向けに公開しているAWSのソリューションを調べてみる
AWSの『コネクテッドモビリティソリューション(CMS)』というものを紹介いただきました。
普段絶対に触れられない領域のお話だったので、大変参考になりました!
料金周りは要注意ですけど、ええ感じのGrafanaダッシュボードとかできあがるみたいなので、ぜひ触ってみたいと思いました。
- CMS on AWS モジュール
- 自動車産業向けにAWSが公開しているソリューション
- MultiAZで構成されている(NAT2つツラい
- 車を1つのIoTデバイスとするイメージ
- 車両データを蓄積して分析~可視化
- 仕様で記述されていなかった想定外の料金が発生(AuroraServerlessとか
- 個人的に試してみるにしては料金が結構ツラい
JAWS-UGに参加して感じたこと しろみさん
既に完成されている(ように見える)コミュニティに入り込んでいくのって確かに勇気が要りますよねぇ…。
とはいえ、入ってみてしまえばそこに敷居はなく、楽しく有意義なものであると。(激しく同意
常連さんでいっぱいの居酒屋で例える感じ、分かりやすかったです。w
- 居酒屋例える →常連でいっぱい 入りづらい
- 入ってみると抵抗感はない 受け入れられる
- 結果的に 一人より学びが多い
- 一人だと自分の好きなものだけ学んでしまう →色んな視野で色々学べる
- LTすることで得られたこと
- 聞いた人からのフィードバック
- 話すきっかけになる(苦手な人ほどLTしてきっかけを作る)
AWS Summitを全力で楽しんだ話 古林さん
引用元:AWS Summit Japan を全力で楽しんだ話
セッション・パートナーブース・GameDay・AWS事例紹介 ナドナド…
AWS Summitって絶対に日数足りないですよね~…。
来年もまた絶対いきたいと思わせてくれるような素敵なLTでした。
- 面白かったセッション:
- デジ庁 リファレンスアーキテクチャ
- JR東海 リニアの事例
- Amazon One Enterprise
- 静脈だけではなく手相や手のひらの凹凸で認証(精度が高く 速度も早い)
- 入館証の代わりに使えたらいい
- 休む暇なくJAWSイベント(Media-JAWS)
- Summit後はHUB!
- 治安が悪い(褒め言葉
踏み台の運用が変わる? VPC上で起動できるようになったCloudShellを語る 平木さん
引用元:踏み台の運用が変わる? VPC上で起動できるようになったCloudShellを語る
先日発表された『CloudShell VPC environment』に関するお話でした。
有効な場面は多々ありそうですが、手軽な反面無作為に建てられると管理が大変だったり、ツラい面もあるんだなぁと勉強になりました。
(余談ですが、この後お話ししてたら、弊社ブログを『あの黄色いブログの!!』と認知していただいていて、感激しました。🙏)
- 踏み台サーバの運用
- 停止しててもEBS料金発生する
- 脆弱性対策・サーバ管理大変…
- プライベート環境のサーバへ接続する方法
- SSM・EIC等 増えてきた →でも結局マネージドサービス(RDS等)への接続は踏み台が必要に
- CloudShell VPC Environment
- CloudShellがVPC内に立てられる
- ENIが払い出される →SGで制御
- CloudShellへのアクセス IAM認証で制御可能
- 手軽に作れて嬉しい →反面アカウント管理者からみたらちょっとツラい
- SCPで制限可能(cloudshell:~)
- CloudShellと比較した注意点
- アクションからのデータアップ・ダウンロードができない
- 永続ストレージ無し
- ログイン等 監査ログに残らない
そして懇親会(バーベキュー)!!
そこからは真の本編であるバーベキューでした!🙌
- 初めましての方と繋がったり
- Summit振りに会った方とSummitの感動を話しあったり
- 色んな技術的なお話を聞いたり…
あっつい中、肉焼いて食べて・お酒飲んで・語りあって
やっぱり肉と酒があったからこその盛り上がりだったと思います!!!
イベントの感想
めちゃくちゃ楽しかったです!!!
やっぱりコミュニティにおける"懇親会"というのは、とても大事な時間なんだなと感じました。
(「懇親会がメイン」と言われることもあったりするぐらい)
これまで色んなイベントに参加してきて実感していることなんですけど、懇親会だからこそ「聞けたこと」や「機会を得られたこと」 がたくさんあったんですよね。
JAWS ミートはそんな大事な懇親会も含めてくれている、素晴らしいイベントだと改めて感じました。
このブログを読んだ方に、少しでも興味をもっていただけたら幸いです。
来年もぜひ参加したいと思います!!💪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
バナー引用元:https://jaws-ug-tokaido.connpass.com/event/315732/
好きなこと:音楽、猫、お酒、ゲーム、効率化
経歴:音楽専門学校 → テレビ業界AD → 通信回線代理店 → IT関連職業訓練 → 2022.12~ 株式会社ディーネット