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iDRACでアラート通知を設定してみる

皆さんこんにちは。案件担当(兼構築担当)の川合です。

先日、Dell社製のサーバーの管理ツールとしてOMSAをインストールする内容を記事にしました。

監視ツールと組み合わせれば、もしサーバーの機器が故障した際にアラートを通知する事が出来るのですが、OMSA単体ではアラート通知機能がありません。

その為、今回はiDRACという管理ツールを利用して機器が故障した際の通知を設定したいと思います。

アラート通知には、iDRACの有償ライセンスが必要となりますのでご注意ください。

iDRACとは

iDRAC【Integrated Dell Remote Access Controller】と呼ばれるサーバーのハードウェア周りを管理することが出来る管理ツールになります。
一般的には、IPMI【Intelligent Platform Management Interface】と呼ばれるものではありますが、各ハードウェアメーカー毎に独自の名前を管理ツールに付けて運用されています。

アラート通知に際して必要な項目

アラート通知に際して設定する項目としては、以下の内容です。

  • 通知するアラート設定
  • SMTPサーバーの設定
  • 通知先メールアドレスの設定
  • タイムゾーン、NTPの設定

それでは、各設定について補足していきます。

アラート設定

予めいくつかアラートが設定されていますが、今回はハードウェア周りのアラートに対象を絞るため一度設定を初期化して、再度設定を導入していきます。

設定の際には、クイックアラート設定がアラートを一括で設定できるのでこちらを利用します。

デフォルトでは、こうなっていますのでハードウェア周りのアラートに絞るため
【システム正常性】と【ストレージ】にチェックを入れてアラートを設定します。

SMTPサーバー設定

アラートの設定は完了しましたので、アラートメールを送る際に利用するSMTPサーバーの設定を行います。

iDRACが搭載されている物理サーバー上のOSにSMTPサーバーを用意してそれを利用する事もできますし、別のSMTPサーバーを指定してメールを配送する事も可能です。

SMTPサーバーのIPアドレス、送信者のメールアドレス、利用するポート番号等を設定します。
※メールの件名を編集することで、対象サーバーの識別がしやすくなります

通知先メールアドレス

ここまでで実際にアラートメールを配送出来るところまで設定出来ましたので
最後にアラートを通知するメールアドレスを設定します。

アドレスは複数設定できますので、MLだけではなく個人アカウント等にもメールが配送可能です。

また、アドレス入力欄の横にテストメールを配送するボタンもありますので
一度テストしてみて正常にメールが配送されるか事前に確認をおすすめします。

タイムゾーン、NTPの設定

テストメールも無事届き、内容を確認頂けているかと思います。
ただ、テストメールの際には問題なかったのですが実際にアラートを発生させてみたところ、届いたメールの日時が少し変になっていました。

よくよく見てみるとタイムゾーンの設定をする箇所がありましたので
設定し、再度テストしたところ日時も問題なく正常になりました。

タイムゾーンの設定と、日時がずれないようにNTPサーバーの設定も忘れずに行いましょう。

まとめ

iDRACでアラート通知を設定する内容について記事にしてみました。
実際の環境によっては、アラートの対象ももっと広げたり
そもそも異常値だけではなく、事前に警告値の段階でアラートを知りたいという要望もあるかと思います。
※思いがけず通知が増えた場合は、対象を少しずつ精査していけばよいかと思います

また、利用するSMTPサーバー側の指定でよりセキュアに設定する必要があったりする場合は、もう少し細かく設定を入れる必要もあるかもしれません。

今回はアラート通知に絞っていましたが、iDRACはアラート通知だけで利用するのではなく、本来的にはリモートでサーバーを管理するのが主ですので、他の便利機能も色々活用してもらえればと思います。

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