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ディスクドライブ追加と記憶域プールによるディスクドライブの増設

はじめに

こんにちは テクニカルサポートの安田でございます!

この度はニフクラ仮想環境でのWindows Server2016にてディスクドライブ追加と
追加したドライブに対して記憶域プールによるディスクドライブの増設をご紹介いたします。

環境 ニフクラ
OS Windows Server 2016 Std (Windows 64bit)
ローカルディスク Cドライブ(79.5GB)
追加ディスク1 yasuda1(1000GB)
追加ディスク2 yasuda2(1000GB)

要件1.Windows Server 2016に対してEドライブ1000GBを追加する。
要件2.Windows Server 2016のEドライブに対して新たに1000GB容量拡張を行い
合計2000GBのEドライブを新たに作成する。

対象サーバのホスト名は以後WIN2016と表記します。

実際の作業手順

WIN2016に対してEドライブ1000GBを追加する。

  • ニフクラコンパネからyasuda1:標準ディスク:1000GBを購入

サーバ側から サーバマネージャ⇒ファイルサービスと記憶域サービス⇒ボリューム⇒ディスクから
購入したディスクがオンラインになっていることを確認(なっていなければ右クリックからオンライン)

左タブの記憶域プールに移動し新しく認識されたディスクがprimordialとして表示されることを確認。
選択のうえ右クリックで記憶域プールの新規作成ウィザードを起動する。

開始する前に  次へ
記憶域プール名 yasuda1 説明は"検証用"と記載し次へ
物理ディスク  VMware Virtual disk (windows-78AToEI)にチェックを入れ次へ
一覧で設定が表示されるので作成をクリック

記憶域プールからyasuda1を選択し右クリックで仮想ディスクの新規作成を選択する。
yasuda1の記憶域プールが選択されていることを確認し次へ
開始する前に     次へ
仮想ディスク名    yasuda1 説明は"検証"と記載し次へ
エンクロージャ認識  チェックなし次へ
記憶域のレイアウト  simpleを選択
プロビジョニング   最小限
サイズ        サイズにチェックを入れ999GBと入力
           (一覧に表示されている空き容量で割り当て可能)

一覧で設定が表示されるので作成をクリック
(作成が完了すると全体ビューの仮想ディスクにyasuda1が表示される。)

新しいボリュームウィザードが表示される。
開始する前に               次へ
サーバとディスク             ディスク(D):のから仮想ディスクyasuda1を選択し次へ
サイズ                  999GBが自動入力されているのでそのまま次へ
ドライブ文字またはフォルダーの割り当て  ドライブ文字は"E"を選択
ファイルシステム設定           そのまま次へ
(ファイルシステム:NTFS、アロケーションユニットサイズ:規定、ボリュームラベル:あたらしいボリューム)

一覧で設定が表示されるので作成をクリック



Eドライブの作成はこれで終了になります。

WIN2016のDドライブに対して新たに1000GB容量拡張を行い合計2000GBのEドライブを新たに作成する。

事前作業.ダミーファイルを900GB分作成しディスク容量が枯渇している状況を作成する。
C:\Windows\system32>fsutil file createnew G:\/dummy1 107374182400
ファイル G:\dummy1 が作成されました


dummy9までつくる


ニフクラ検証コンパネからyasuda2:標準ディスク:1000GBを購入する。
サーバ側から サーバマネージャ⇒ファイルサービスと記憶域サービス⇒ボリューム⇒ディスクから
購入したディスクがオンラインになっていることを確認
(なっていなければ右クリックからオンライン)

左タブより記憶域プールに遷移増設する対象yasuda1を右クリックで"物理ディスク"の追加を行う
物理ディスク  VMware Virtual disk (windows-78AToEI)にチェックを入れ次へ
全体のビューのyasudaが2TBに拡張された。
仮想ディスクの容量が999GBのままなので仮想ディスクyasuda1を選択
右クリックで仮想ディスクの拡張を行うサイズの指定で1.95TBを入力しOK

コンピューターの管理を開く
左タブディスクの管理をクリック
Eドライブを右クリックでボリュームの拡張をクリック
ボリューム拡張のウィザード
次へ
既にくっつける分の1000GBが選択されているので次へ
完了をクリックすると完全にディスクが統合される。



まとめ

この度はニフクラサーバにおけるディスクドライブの追加と増設についてご説明させて頂きました。
記憶域プールを用いることで柔軟に拡張することが可能になりました。
それでは次回もよろしくお願いいたします。

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