[アドカレ2023]Elastic Beanstalkで簡単にWordPress環境を構築

はじめに

こんにちは。ディーネットの牛尾です。

今回はElastic Beanstalkを使って、Wordpress環境を構築していこうと思います。
なお、HTTP通信での接続ができるwordpressを構築することをゴールとしていますので
あらかじめご了承ください。

構築するにあたって必要な準備

  • AWSアカウントを用意
    (VPC、サブネット、セキュリティグループはあらかじめ作成しておいてください)
  • 時間(1時間ほどで構築ができます)

やってみよう

Elastic Beanstalkで環境を構築

さっそくAWSアカウントへログインし、Elastic Beanstalkのサービスへ。

[アプリケーションの作成]をクリック。

[アプリケーション名]を任意の名前で設定します。
今回は、wordpressという名前で作成。

[環境名]はアプリケーション名が自動で入力されますが、任意の名前を設定することも可能です。
変更せずにwordpress-envという名前で作成。

アプリケーションはPHPを選択し、コードはwordpressの公式ページからzipファイルをDLして利用します。(今回はwordpress-6.4.2を取得)

プリセットは変更せず、[次へ]をクリック。

サービスロールを指定して[次へ]をクリック。

既存のサービスロールがなければ、次のポリシーを選択してロールを作成してください。

つづいて、VPC、インスタンスサブネットを選択。

RDSの[ユーザ名]、[パスワード]を設定。

次のEC2の[セキュリティグループ]を設定。
※defaultのセキュリティグループはなくても大丈夫です

その他の設定は今回は触らないので、レビュー画面を確認し問題なければ[送信]をクリック。

10~15分待つと環境が構築されます。
完了すると、以下のような画面になります。


これで、EC2×1台、RDS×1台のシングル環境が完成しました。

wordpressのインストール

それではElastic Beanstalkのドメインをクリックして、
wordpressのインストールを開始していきます。


403のエラーが表示されました。

WordPress公式からDLしたファイルを展開すると「[wordpress]というフォルダで展開されます。
URLに「/wordpress/」を付けてアクセスを試みます。

インストーラページにリダイレクトされアクセスすることができました。
wordpressのセットアップをしていきます。

AWSのドキュメントを確認すると、Elastic BeanstalkでRDSを作成した場合
データベース名は「ebdb」という名前のDBが作成されます。

ユーザ名とパスワードは、先程Elastic Beanstalkでデータベース設定をする際に
入力したユーザ名とパスワードを入力します。

データベースのホスト名は、RDSのエンドポイントを指定します。

エンドポイントはRDSの[接続とセキュリティ]から確認できます。

[インストール実行]をクリック。

以下を入力して[wordpressをインストール]をクリック。

  • サイトのタイトル
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス

インストールに成功しました!

無事にログインもできました!

感想

Elastic Beanstalkを使って、簡単にwordpressを構築してみました。
次はHTTPS接続やLB、Auto Scalingを使ったマルチAZ構成の環境構築に挑戦してみたいと思います。

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