目次
はじめに
こんにちは。ディーネットの牛尾です。
今回はElastic Beanstalkを使って、Wordpress環境を構築していこうと思います。
なお、HTTP通信での接続ができるwordpressを構築することをゴールとしていますので
あらかじめご了承ください。
構築するにあたって必要な準備
- AWSアカウントを用意
(VPC、サブネット、セキュリティグループはあらかじめ作成しておいてください) - 時間(1時間ほどで構築ができます)
やってみよう
Elastic Beanstalkで環境を構築
さっそくAWSアカウントへログインし、Elastic Beanstalkのサービスへ。
[アプリケーションの作成]をクリック。
[アプリケーション名]を任意の名前で設定します。
今回は、wordpressという名前で作成。
[環境名]はアプリケーション名が自動で入力されますが、任意の名前を設定することも可能です。
変更せずにwordpress-envという名前で作成。
アプリケーションはPHPを選択し、コードはwordpressの公式ページからzipファイルをDLして利用します。(今回はwordpress-6.4.2を取得)
プリセットは変更せず、[次へ]をクリック。
サービスロールを指定して[次へ]をクリック。
既存のサービスロールがなければ、次のポリシーを選択してロールを作成してください。
つづいて、VPC、インスタンスサブネットを選択。
RDSの[ユーザ名]、[パスワード]を設定。
次のEC2の[セキュリティグループ]を設定。
※defaultのセキュリティグループはなくても大丈夫です
その他の設定は今回は触らないので、レビュー画面を確認し問題なければ[送信]をクリック。
10~15分待つと環境が構築されます。
完了すると、以下のような画面になります。
これで、EC2×1台、RDS×1台のシングル環境が完成しました。
wordpressのインストール
それではElastic Beanstalkのドメインをクリックして、
wordpressのインストールを開始していきます。
403のエラーが表示されました。
WordPress公式からDLしたファイルを展開すると「[wordpress]というフォルダで展開されます。
URLに「/wordpress/」を付けてアクセスを試みます。
インストーラページにリダイレクトされアクセスすることができました。
wordpressのセットアップをしていきます。
AWSのドキュメントを確認すると、Elastic BeanstalkでRDSを作成した場合
データベース名は「ebdb」という名前のDBが作成されます。
ユーザ名とパスワードは、先程Elastic Beanstalkでデータベース設定をする際に
入力したユーザ名とパスワードを入力します。
データベースのホスト名は、RDSのエンドポイントを指定します。
エンドポイントはRDSの[接続とセキュリティ]から確認できます。
[インストール実行]をクリック。
以下を入力して[wordpressをインストール]をクリック。
- サイトのタイトル
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
インストールに成功しました!
無事にログインもできました!
感想
Elastic Beanstalkを使って、簡単にwordpressを構築してみました。
次はHTTPS接続やLB、Auto Scalingを使ったマルチAZ構成の環境構築に挑戦してみたいと思います。
新米テクニカルサポートとして日々奮闘中です。