【Linux】CentOS7の後継コマンド紹介

はじめに

LinuC試験レベル1に関するブログ第3弾です。
今回は後継コマンドに関する記事となります。

後継コマンドとは

CentOSのOSバージョンアップにより既存のコマンドに新たな機能を付帯した新コマンドです。

netstatコマンド

【netstat】...ホストのネットワーク接続状態やソケット・インターフェイスごとのネットワーク統計などを表示するコマンドです。コンピュータの、ネットワーク接続の一覧やそのステータス、統計、エラー状態なども表示できます。

よく使われるオプション

-l:接続待ち(LISTEN)状態のソケットのみを表示
-n:名前解決をせずに数字で表示
-t:TCPの情報のみを表示
-p:各ソケットが利用しているプロセスIDとプログラム名を表示

このnetstatコマンドの後継として追加されたのがssコマンドです。

ssコマンドのオプションですが、netstatコマンドとほとんど使い方が同じで上記の-lntpも使用することができますが、意味が異なるオプションも存在します。

例として-iと-rオプションを紹介します。

コマンド オプション 意味
netstat -i (--interface) 全てのネットワークインターフェースの状態テーブルを表示
同上 -r (--route) カーネルの経路テーブルを表示
ss -i (--info) 内部TCP情報も表示
同上 -r (--resolv) 名前解決を行う

オプションを略さずに見ると意味が全く違うことがわかります。

後継コマンドとして追加されたssコマンドですが、コマンド結果がnetstatコマンドと比較すると見づらいため、まだまだssコマンドを使用するユーザは増えそうにないです^^;

ifconfig、route、arpコマンド

【ifconfig】...ネットワークインタフェースの設定状況を表示したり、設定を変更したりするコマンドです。
【route】...ネットワークの経路情報(ルーティングテーブル)の表示や変更に使うコマンドです。
【arp】...IPアドレスとMACアドレスの対応などを管理するARPテーブルの内容(エントリ)を表示したり、エントリを追加、削除したりするコマンドです

このifconfig、route、arpコマンド後継として追加されたのがipコマンドです。

ipコマンドはオプションで指定することで上記コマンドの結果を返すことができます。

コマンド オプション 意味
ip a (addr、addressも可) ネットワークデバイスのIPアドレスを表示
同上 r (route) ルーティングテーブルの内容を表示
同上 n (neigh、neighbourも可) ARPまたはNDISCキャッシュ内容の表示

上記オプションは-(ハイフン)は必要なく頭の1文字で動作し()の中の文字列でも動作します。

ipコマンドのrouteとneighbourオプションは従来より見づらくなっているためあまり使われることはなさそうです。

まとめ

今回は後継オプションについての紹介でした。他にもまだまだありますが、今回紹介したコマンドはLinuCレベル1の試験に頻出されるので、ぜひ頭の片隅にしまっておいてください。

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