openPNEを構築してみた話

OpenPNEを構築してみた話

こんにちは。
朝夕の寒さがに秋を感じますね。これ以上寒くなってほしくないヤマオカです。今回はOpenPNEというオープンソースSNSを構築してみたのでそれを紹介していきたいと思います。

OpenPNEとは

mixiのようなオープンソースSNSになっています。プラグインを追加することによって、日記やスケジュール設定、様々な機能を利用することができます。

今回の動作環境

2vcpu
4.0GB memory
100.0GB disk

PHP 5.5.38
MySQL 14.14
Apache 2.4.6
centos7

旧安定版【OpenPNE-3.8.37】

本来ならDebian 8が推奨OSになっているようですが、centosで作成してみます。

構築開始

OpenPNEインストール

php,mysql,apacheの準備はすでにできているとします。

OpenPNEの構築
まずgitからアクセスします。

# git clone git://github.com/openpne/OpenPNE3.git
# cd OpenPNE3
# git checkout OpenPNE-3.8.37

オープンソースをダウンロードしたらOpenPNE3というディレクトリができると思うのでこちらを移動させていきます。

# mkdir /var/www/sns
# mv OpenPNE3 /var/www/sns

ディレクトリを移動させたらOpenPNE3ディレクトリに入って作業を開始します。

# cd /var/www/sns/OpenPNE3
# cp config/ProjectConfiguration.class.php.sample config/ProjectConfiguration.class.php
# cp config/OpenPNE.yml.sample config/OpenPNE.yml

ここでOpenPNE.ymlファイルの内容は各自の環境に合わせて設定していきます。以下は、メールの投稿、配信に利用されるものです。

base_url: "各自の環境"
mail_domain: "各自の環境"

そして、インストール作業を開始してください。

./symfony openpne:install --internet

"--internet"オプションをつけることにより、バンドルプラグインをダウンロード、インストールできるのでこちらのコマンドでインストールしました。

install時には入力事項があるので環境に合わせて入力していきます。

インストール後の編集

RewiteBaseの編集も行います。

# cd /var/www/sns/OpenPNE3/web/.htaccess

===============================
#RewriteBase /
↓↓↓↓
RewriteBase /

次にapache側の設定も行っていきましょう。httpd.confに以下を追記します。

# cd /etc/httpd/conf/
# vim httpd.conf


DocumentRoot "/var/www/sns/OpenPNE3/web"
ServerName 各自の環境に合わせたservername

allowoverride all

ログインして確認

これでapacheを再起動すれば利用できるはずです。
再起動してアクセスすればこのような画面に入ることができたら完璧です。

デフォルトのパスワードは
mailaddress: sns@example.com
passwd: password

上記のパスワードはできたらすぐに変更を行います。

現在、サーバが混み合っているか、メンテナンス中です。

構築してSNSを利用してみようとすると「現在、サーバが混み合っているか、メンテナンス中です。」という文言にたくさん当たりました。推奨OSを利用しているわけではないので、うまく動いていないのでしょう。phpのバージョンをいろいろ試してみたり、/var/log/httpd/error_logを見ながら修正をしていきました。
おそらく推奨環境にしっかり沿って作成することでOpenPNEを完成させることができるでしょう。

まとめ

オープンソースを入れていろいろいじっていくのは楽しいですね。mixiのような懐かしい使い方ができるオープンソースSNSなので、結構面白いです。

参考

セットアップはこちらのOpnePNEの公式サイトを参考に行いました。
openpne official site

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