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【小ネタ】実行中のEC2からパブリックIPを削除する方法
こんにちは、運用サービス課の栩野です。
先日、EIPではなくパブリックIPを自動割り当てしている実行中のEC2で、パブリックIPを削除する必要がありました。
実行中のEC2からパブリックIPを削除する場合、ENIを付け替えて対応するか、AMIから作り直すか、面倒な方法しかないと思っていたら、、、
AWS、自動的に割り当てられたパブリック IPv4 アドレスの動的な削除と追加をサポート
この機能により、EC2 インスタンスに自動的に割り当てられるパブリック IPv4 アドレスが不要になった場合、ネットワークインターフェイスのパブリック IP 設定を変更することで、パブリック IPv4 アドレスを削除したり、必要に応じて新しいパブリック IPv4 アドレスを割り当て直したりすることができます。これまでは、EC2 インスタンスに自動的に割り当てられたパブリック IPv4 アドレスを削除することはできませんでした。
今年の4月にこんなアップデートが行われていました!
AWSマネジメントコンソールからポチポチで簡単にパブリックIPの削除と付与が設定出来るようになっていた模様です。
ちなみにパブリックIPは、EC2作成時に「パブリックIPの自動割り当て」を有効化していると、自動で起動時にパブリックIPが割り当てられるようになっています。
またパブリックIPについては、今年の2月からEIPと同様に従量課金での有償サービスになっています。
パブリック IPv4 アドレスの利用に対する新しい料金体系を発表
実際にパブリックIPを削除してみる
では実際にパブリックIPをAWSマネジメントコンソールからポチポチで削除してみます。
まずは対象となる実行中のEC2にパブリックIPが付与されていることを確認します。
対象となるEC2にチェックを入れ、[アクション]->[ネットワーキング]->[IPアドレスの管理]をクリックします。
ENIをクリックすると...
パブリックIPの自動割り当て設定が表示されるので...
スライドボタンをオフにして、[保存]をクリックします。
もう一度対象EC2のパブリックIPを確認すると、無事に削除されていることが確認出来ました。
ちなみにもう一度パブリックIPを有効化したい場合は、今の手順でスライドボタンをオンにするだけでパブリックIPを付与できます。
さいごに
以上、有難いアップデートの小ネタでした。
運用サービス課 課長
運用・監視の設計から導入まで、運用サービスを担当してます。
運用監視やセキュリティ関連の話題に興味があるので、そのあたりのブログを多めで投稿していきたいと思ってます。
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