「rm -rf /*」を実行したら、何が生き残るの?

ごあいさつ

またの名を「もにクラッシャー」、もに倉です。

入社当時、破壊衝動に苛まれて用の済んだ検証サーバを「rm -rf /*」で
破壊しまくっていたらこの名が付きました。

今回は、みんな大好き「rn -rf /*」を実行したとき、サーバ上には何が
残っているのか、確認できる限り確認していきたいと思います。
※あんまりマネしないでください。

そもそも、「rm -rf /*」って?

OSのrootディレクトリ配下を全部消しちゃおう! というコマンドです。
もう楽しそうですね。楽しそうですが、基本的には使用しないが吉でしょう。
本当にびっくりするくらいほとんどが消えていきます。

もしも使うなら、もう絶対に必要のなくなった廃棄・削除前のサーバで!

被害者のスペック

CentOS Linux release 7.9.2009 (Core)

こいつ、実は入社後研修を受けているときに建てた
検証サーバなので、一年以上の付き合いがあるサーバです。
とはいえ、このブログを書くまでパスワードも忘れてしまっていて
SSHできなかったようなサーバなので、容赦なくぶっ壊します。

いざ行かん

とくに事前準備もないので、さくっとやってしまいます。

※私のコンソールはピンクい

これでエンターキーをとんっとやれば、あとはものすごい勢いで「rm:何某……」という表示が
どんどんと駆け抜けていきます。しばらく(5分くらい)嵐が去るのを待ちましょう。

そして嵐は去っていく

さて、操作できるようになってからが楽しいところです。

まずはジャブで「ll」を叩きまして……できない。
ので、「ls」を叩いても……できない!

エラーの通り、コマンドファイルがなくなってしまったようですね。

失ったものたち


適当に思いつくコマンドをぽちぽち打ってみます。
が、ありません。


ない!

生き残ったものたち

しかし、もちろん生き残ったものもあります。

pwdとか、

echoとか、

cdもあります! 移動はできるぞーー!!

生き残ったものたちの共通点

どうやら、bashに組み込まれているコマンドは生き残る様子です。
そうなると、荒野になってしまったサーバ上でもわりと遊べそうですね。

とどめに


最後に再起動を試みましたが、それは許されませんでした。

ぶちぎって再度SSHを試みても、もうつながることはありません。はかない。

あとがき

奥が深いrm -rf /*の世界でした。
必要のなくなったサーバがあるかたは是非遊んでみてください!

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