今回は海外ドメイン(.com/.net/.orgなど)を取得した場合のWHOIS情報確認についてご紹介させていただきます。
※JPドメインは対象ではありません。
WHOISとは
WHOISとはドメイン所有者の情報をインターネット上で誰でも閲覧できるサービスのことです。
当社で海外ドメインをご取得の場合は下記でご確認いただけます。
■eNom WHOIS情報確認
https://www.enom.com/whois/
新規取得時のWHOIS確認について
海外ドメインを取得しますと、ご登録メールアドレス宛にWHOIS情報の確認を求める下記件名のメールが配信されます。
・件名: IMMEDIATE VERIFICATION required for ご取得ドメイン名
本メールを受信されましたら、内容をご確認いただき承認のお手続きをお願いいたします。
お手続きをされませんと、メールに記載の期日でドメインがキャンセルされ、メールやホームページのサービスが停止いたします。十分ご注意ください。
当社でドメインをご契約のお客様は下記ガイドをご参照ください。
■WHOIS情報変更ガイド(海外ドメイン)
http://www.denet.ad.jp/pdf/whoischange.pdf
更新時のWHOIS確認について
海外ドメインを取得しますと年に1度、レジストラからWHOIS情報に登録されているメールアドレス宛に下記件名のメールが配信されます。
・件名: Important Notice Regarding Your Domain Name(s)
本メールではドメイン所有者にWOHIS情報に誤りがないか確認を求めています。
メールを受信されましたら、本文内のリンクをクリックいただき、登録されているWHOIS情報に誤りがないかご確認ください。
登録情報に変更がなければ、確認のみで特にお手続きはありませんが、変更があった場合は現在のドメイン管理会社にWHOIS情報の変更をお申し出ください。
本メールは英文で届く場合がありますので、スパムメールでは!と不安に思われるかもしれませんが、メール本文中のリンクが下記いずれかであればクリックしていただいて問題ありません。
https://wdrp.name-services.com/
http://www.icann.org
なお、正しいWHOIS情報が登録されていない場合はドメインの一時停止やキャンセルの恐れがございます。一時停止になりますと、ホームページやメールなどのサービスをご利用いただくことができませんのでメールを受信されましたら、必ずご確認をお願いいたします。
※ICANNとはインターネットのドメインやIPアドレス等の管理を行う非営利法人
WHOIS情報の確認が必要な理由
もともとWHOIS情報は技術利用のため、誰でもアクセスできることが目的ではじまったサービスですが、最近ではWHOIS情報がフィッシング詐欺等に利用される例が急増しています。
そのため、ICANNで採択されたWHOIS情報の確認に関する方針(WDRP)ではドメイン所有者にはWHOIS情報が正しく登録されているかを確認する重要な役割があり、年に1度、WHOIS情報を確認し、誤りがあれば訂正することを求めています。
ドメイン取得後にWHOIS情報の確認や見直しを行う機会は少ないですが、メールやホームページ等のサービスを安心して維持し続けるためにもドメイン管理者様には定期的にWHOIS情報をご確認いただくことをおすすめいたします。
WDRPの詳細に関しては下記をご覧ください。
■Whois Data Reminder Policy
https://www.icann.org/resources/pages/registrars/consensus-policies/wdrp-en